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【2024年版】地方公務員が一級土木施工管理技士に合格する方法

地方公務員が一級土木施工管理技士に合格する方法
地方公務員
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一級土木施工管理技士に合格するための勉強方法が知りたい。

合格した後はどんなメリットがあるのか教えてほしい。

わたしは地方公務員として働いていたときに一級土木施工管理技士に一発で合格しました。

1級土木施工管理技士合格証書

この記事を読むと、地方公務員でも一級土木施工管理技士に一発で合格できる勉強方法と合格するメリットを知ることができます
※合格したのは平成25年と少し古いですが、今も問題の傾向は変わっていないので安心して読んでください。

こんな人におすすめ
  • 公務員の方
  • 一級土木施工管理技士を受けようか悩んでいる方
  • 一級土木施工管理技士を目指している方

一級土木施工管理技士を目指した理由

わたしの自治体では、民間のときに一級土木施工管理技士に合格している人はいますが、公務員になってから合格した人はいませんでした。

ですので公務員でも一級土木施工管理技士になれるのか不安がありました

そんな中、なぜわたしが一級土木施工管理技士に挑戦したかというと、施工業者さんと対等に話しがしたかったからです

地方公務員として働いていると、立会が必要なときだけ現場に行く程度で、土木のことは施工業者さんに比べると知ることができません。

筆者
筆者

当時は『カマバ』という言葉すら分かりませんでした。

現場で分からない言葉が出ると、話しをしてもらえません。

もっと広い知識をつけて、施工業者さんの気持ちを理解したいということで受験を決意しました

筆者
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一級土木施工管理技士をとった結果、知識がついたおかげで業者さんから頼られるようになりました。

旧受験資格と新受験資格

まず試験には次のような受験資格が設けられています。

※令和6年度から施工管理技術検定の受検資格が変わりました。

令和6年度から令和10年度までの間は経過措置期間として「旧受検資格」 と「 新受検資格」 の選択が可能です。

新受験資格

第一次検定・・・19歳以上
第二次検定・・・下記の①②いずれか
①1級第一次検定合格後、下記のいずれかに該当
・実務経験5年以上
・特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
 (発注者側の経験は特定実務経験には該当しない)
・監理技術者補佐としての実務経験1年以上
②2級第二次検定合格後、下記のいずれかに該当
・実務経験5年以上
(1級第一次検定合格者に限る)
・特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
(1級第一次検定合格者に限る)

旧受験資格

4年制の大学を卒業している方は、
 ①土木関係の学科を卒業してれば3年以上の実務経験
 ②土木関係の学科以外であれば4年6か月以上の実務経験
高専卒の方は、
 ①5年以上
 ②7年6か月以上
高卒の方は、
 ①10年以上
 ②11年6か月以上

このように旧受験資格では学歴実務経験年数によって、受験できるかが決まりましたが、新受験資格では、第一次検定合格後に5年間の実務経験をするか、2級の第二次検定に合格した後の5年間で、実務経験を重ねながら第一次検定に合格しておく必要があります。

地方公務員の実務経験は、施工監督(発注者の立場での工事監理業務)に該当するため、事業課に所属する年数が上記の実務経験年数を満たしている受験することが可能です。

試験内容と対策

試験には7月にある『学科試験』と10月にある『記述試験』があります。
それぞれの試験内容と勉強方法についてお話しします。

学科試験

問題はすべて択一式(マークシート解答)です

試験科目は、土木工学等、施工管理、法規の3つです。
土木工学等には土木一般、専門土木、共通工学の3つがあります。

これらのうち、全問解答する必要があるのは、共通工学と施工管理だけ。
他の3つは選択問題です。「○問中×問を選択」と書いていますので、解けそうなものだけを選び解答します。

専門工学は『構造物、河川、砂防・ダム、道路、舗装、鉄道、港湾・海岸、トンネル、上・下水道』の分野から数問ずつの出題となっているので、自分が得意なものを解いて回答数を満たします。

学科試験の対策方法と合格基準

学科試験の対策は、受験申込の受付が開始される3月末からでも十分間に合います

複数年分の掲載がある過去問題集を1冊買って、2年分だけでも解いてみると、どういった問題が出題されているのかが分かり、多く解けそうな分野を選びます。

また、自分自身の務める自治体が管理している施設の分野を選び、それについて勉強すると今後の実務に生かすことができるのでおススメです。

合格基準は、正解数が6割以上です。
学科試験に合格した人が記述試験に進めます。

記述試験

記述試験は6つの問題からなり、問題1は必須解答の『経験記述』です。
問題2~6は選択解答の『学科記述』です。

経験記述は設問1設問2があり、自分が経験した土木工事の内容を書きます。

設問1工事名、工期、主な工種、施工量について記載します。

これは毎年必ず出題されるので、事前に書く工事とその内容を決めておきます。

設問2では設問1で答えた工事のことで

「〇〇で特に留意した技術的な課題とその課題を解決するために検討した内容・現場で実施した対処法」

を書きます。

「〇〇」には施工計画、品質管理、出来形管理、工程管理、安全管理、環境保全の6つの中から選ばれます。

記述試験の対策方法と合格基準

旧受験資格での記述試験の対策は、学科試験が終わった後から取り組んでも十分間に合います

経験記述の設問1は1つの工事にしぼった方がいいと、わたしは思います。

そのほうが「どの工事のことだったかな」と考えなくていいからです。

そしてその工事についての「施工計画、品質管理、出来形管理、工程管理、安全管理、環境保全」について解答案を作成しておきます。

文字数は、1行に20文字程度書くようになっており、留意した技術的な課題で7行(140文字)、検討した内容で10~11行(200文字)、現場で実施した対処法で7行(140文字)で合計500文字程度書く必要があります。

筆者
筆者

「〇〇」に6つのうちのどれが出題されてもスラスラと書けるように、練習しておきましょう。

また記述試験については、過去問を数年分解いておくだけで大丈夫です。

合格基準は6割以上。
記述試験に合格すると、一級土木施工管理技士となることができます。

地方公務員でも合格するためには

現場での経験も問われる試験で、地方公務員が合格することができるのでしょうか。

答えは、準備すれば必ず合格できます

繰り返しになりますが、学科試験の対策方法は次の3点です。

  • 2,3年分の過去問を解いて、6割以上は解けそうな科目を決める
  • その科目について過去問を繰り返し解く
  • 間違った箇所の解説をみて深く勉強する

これで合格ラインを超えることができるはずです。

筆者
筆者

心配なのは記述試験の経験記述かと思います。
わたしも経験記述があると知ったときは受験しようか迷いました。

記述試験は地方公務員の経験でも十分通用します

発注者の立場でも、1つの現場で施工業者と問題を解決するために協議をしたり工夫をしたりして竣工させてきたことがあるはずです。

「通行人が安全に通行できるように工夫したこと」や「工期を短縮させるために工夫したこと」を思い出してみてください。

できる方は、最近合格した人に添削をお願いするのもいいと思います。

お願いする相手は「何人も合格に導いてきた先生」ではないと思いますが、経験記述対策に取り組んで合格を勝ち取った人です。

そういった人の目で見てもらうことで気づけることがあります。

筆者
筆者

ただし5年以上前に合格したという人では忘れてしまっている可能性があります。

お願いする人はなるべく最近合格した人がいいでしょう。

おススメ通信講座

独学では合格する自信がないし、どうしても一発で合格したい方は、通信講座をおススメします。

私はU-CANの一級土木施工管理技士講座を受講しました。
しかし、これは2022年1月で休校してしまいました。

U-CANは7万円弱しましたが、一級土木施工管理技士に合格するための要点がまとまったテキストが手に入りました。

いまでも、仕事で分からないことがあるとテキストで確認することも。

U-CANテキスト

今ある通信講座の中でおススメの3つご紹介します。

\一級土木施工管理技士を目指すならここが24,200円で最安値!/
\7回も添削が受けられるのはここだけ!/
\いつでもどこでもマンツーマン講義が受けられる/

私が受講したU-CANは7万円弱でしたので、どの通信講座も安い値段で受講することができます

地方公務員の方は、職場で要綱や指針を読むことがあるかと思いますが、長々と書かれた読みにくい文章で理解しにくいもの。

通信講座で使用するテキストは、これらの本の要点についても書かれているため、今後の実務に大いに役に立ってくれます

まずは資料請求から始めてみてください。

\一級土木施工管理技士を目指すならここが最安値!/

※過去問を見てみたい方は「過去問.com」を参考にしてみてください。
無料で過去9年分の過去問がみれるようです。(わたしが受験した時にはこんな便利なサイトはなかったと思います…)

地方公務員が一級土木施工管理技士になるメリット

地方公務員
地方公務員

合格したらどういうメリットがあるの?

地方公務員が一級土木施工管理技士に受かるとどういうメリットがあるのでしょうか。

まず給料が上がることはありません出世にも関係ありません
土木業者や土木コンサルタントは名刺に書いている人もいますが、公務員で書いている人は見たことがありません。

ご褒美としてもらえるのは、試験を受ける前に人事担当課へ申請をしておけば、受験に要する費用を補助してくれることや、国家資格に合格したら福利厚生の一環としてお祝い金がもらえることくらいです。
これらは自治体によって金額が違うので、人事担当課に聞いてみてください。

せっかく資格をとってもメリットないのかよ

このようにがっかりする人もいるかもしれませんが、一級土木施工管理技士は国家資格です

公務員になって家で勉強する人なんて少ないものですが、努力して国家資格を取ると自分に自信がつきます。
そして、土木業者や土木コンサルタントとも対等に話しをすることができます

地方公務員では考えることがない『ネットワーク工程表の作成の仕方』を勉強してみると、工程を考えるだけでも大変なことが分かります。

実際に、業者がどういう視点で計画や施工について取り組んでいるかを深く知ることで、わたしはより対等に話しができるようになれたと思います。

筆者
筆者

対等どころか、知識がついたおかげで業者さんから頼られるようになれます。

まとめ

地方公務員にとって一級土木施工管理技士は、取らなくてもいい資格です。

この記事を読んでいるあなたは、取らなくてもいい資格に挑もうしている向上心のある方だと思います。

きっと試験に合格してもしなくても、職場で頼りになる存在になっていくことでしょう。

しかし長い公務員人生の中で1年でも半年でも資格を取るために勉強してみてください
今までの自分では得られなかった知識が得られるので、絶対プラスになります。

また他の記事ではデキる職員になるための方法について書いていますのでぜひそちらも見て試してみてください。

この記事があなたのお役に立てると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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