【苦情がなくなる】役所にいる勘違い職員にならないために心がけること

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役所で働いていると周りには、高圧的に接してくる上司や、市民に対して横柄な態度をとる人を目にしますよね。

役人とは「役に立つ人」ということです。

役所に入る前は、「市民の役に立ちたい」と少しは思っていたと思いますが、仕事に慣れてくると、そういった気持ちは薄れてしまっているのだと思われます。

この記事ではあなたが、周りから煙たがられ、「絶対あの人と同じ課になりたくない」と言われるような職員にならないために、「勘違い職員にならないために心がけること」を3つご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

相手によって態度を変えない

会社の嫌われ者

あなたの周りには、相手によって態度を変える職員はいませんか?

市長や部長などの上の人間にはヘコヘコして、自分よりも下と思っている人間には偉そうに態度を変えます。

なぜこのように人によって態度を変えるのかというと、「上の人間には気に入られたいから」というのも理由かと思いますが、恐らくそういう人間は「下の者が上の者の役に立たなければならない」と思っているのだと思います。

相手によって態度を変えることは、市長や部長そして部下や後輩からも信頼されなくなってしまいます。

なぜなら、下の人間に嫌われると仕事がスムーズに回らないからです。

委託業者に対しても同じで、「金を支払っているんだから、やってくれて当然」という上から目線でいると、委託業者からも嫌われてしまい、仕事がスムーズにいかなかったり、委託業者の方も「あの人の言うとおりだけして、プラスで何かをしたり、助言なんてする必要ない」と思い、他の提案やプラスの仕事などしてくれない。

結局、自分が損をする。

ですので、上の人間から見ても、「この人のいる課は上手く回っているのかな」と不安になります。

上層部はこういう勘違い職員がいると、その人の部下に対して「あの人の下できつくないか?」と声をかけてくれる人も出てきたり…

では、どうすればいいのかというと、市民にはもちろん職場の上司や部下、または委託業者に対しても、その人の役に立つことをする

すると市民への貢献を高め、それが市長や上司への本当の貢献へと繋がっていく

大切なのは、相手によって態度を変えず、なるべくみんなの役に立つことをするよう心がけることです。

自分がお客様だと勘違いしない

デキる人

土木業者や土木コンサル、システムや施設の管理を委託している業者に対して「高いお金を払っているのに」と自分が払ったかのように錯覚して、自分がお客様だと勘違いしている人がいます。

実際は役所の人間が直接お金を支払っているのではなく、市民の税金からです。

なので、お金を払うときは入札なので値切ることもないし、「地域性が大事だから」や「この仕事に精通しているから」などの理由から、さらに安くなる業者を探し出すこともやりたがらない。

そして「自分がお客様」という勘違いから、次のような勘違いを引き起こします。

それは、「市民が高いお金を払っているのだから、市民に不便のないように」ではなく、「自分が高いお金を払っているのだから、自分たちが面倒くさいことにならないように」という勘違いです。

業者は、仕事をもらいたいので、役所に対して頭を下げたり、営業にきたりします。

それを上から目線で横柄な態度をとったり、行きつく先には汚職に手を染めるなんてことも起こるんですよね。

大切なのは、お客様は自分ではなく、市民だということを心がけることです

定時で帰れないアピールをする

てきぱき仕事をする事務の女性

公務員は5時で帰れるという世間のイメージがありますし、実際に部署によっては帰れるところもあります。

そういう印象を覆したいのか、残業をすることで「仕事を頑張っている」というアピールからか、長時間労働を自らしている人がいます。

残業をすることで仕事を頑張っているという自己満足を得ることができるのと、公務員の給与では同世代の民間で働く人よりも少ないと感じ、時間外手当を得ることができる。

こんな職員は、定時で帰ろうという意識がないので、日中からダラダラ。

残業中も、部長や課長が帰ると、同僚との話が盛り上がり、仕事はタラタラ。

時間なんて全く気にしません。そのくせに、定時で帰る人を妬みます。

早く帰って、資格の勉強やじぶんのためになる本を読んだり、家族との時間をつくるほうがよっぽどいい時間の使い方だと思いませんか?

いくら給与がまわりと比べて安いからという理由で何万円も税金をもらいますか?

そんなこと気にもしない職員は少なくありません。しかし、私たちはこういう職員にならないように気をつけましょう。

まとめ

繰り返しになりますが、役人とは「役に立つ人」ということを忘れずにいたいものですね。

偉そうに書きましたが、わたしもたまに勘違いしてしまうこともあるので、心がけていきたいと思いっています。

この記事は宮嶋順也さんの著書『職場研修で教わらないスーパー職員のなり方』を基にしています。

これには他にもデキる職員になる方法が書いてありますので、少しでも興味をお持ちの方は、ぜひダウンロードしてみてください。

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この記事があなたのお役にたてると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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