仕事内容や人間関係でお悩みの公務員の方。
「仕事行きたくないなぁ」と毎日思っていませんか?
友達や家族に相談しても「公務員なんて楽な仕事でしょ。そんなことで悩むなよ。」なんてことを言われていませんか。
人間関係が狭い公務員は、悩んだり精神的にきつくなるのは当たり前のことです。
一人でためこんでしまい「最近何をしてても楽しくなくなってきた。これってうつの症状なのかなぁ」と心配になっている方もいるかもしれません。
そんな状況のなか「病院で診てもらうのはなかなかハードルが高い」と感じている方は、メンタルヘルスカウンセリングに電話することをおススメします。
この記事を読むと、気軽にメンタルヘルスカウンセリングに電話ができるようになりますので、最後までご覧ください。
私がメンタルヘルスカウンセリングに電話した理由
ここで私の体験談をお話しします。
私の職場では、感情をぶつけてくる上司が何人かいます。
1人だけではないので、異動しても異動しても、別のパワハラ上司が立ち塞がっている状態です。
自分が叱責されるのは勿論イヤなのですが、まわりの人が叱責される声が聞こえてくるだけでもイヤな気持ちになります。
そして「次は自分の番かもしれない」と恐れる毎日を過ごしていました。
誰にも相談できず、自分でメンタルを強くしないといけないと考えました。
「メンタルを強くするには健康的な生活から」ということで、睡眠時間は7時間以上を心がけました。
食事は1日3食なるべく栄養を考えたものを食べ、ランニングや筋トレなどの運動も習慣化。
毎日飲んでいたアルコールは週に1回まで減らしました。
ですが、このように健康的な生活を送っていても「今日仕事に行くのは無理だ」と精神的にしんどくなってしまったのです。
「これ以上どうすればいいのか」「もう何もできることはないのか」「すでにうつ病なのかな」と心配になりました。
そんな時ちょうど職場から届いた広報誌の中にメンタルヘルスカウンセリングについて載っているページを目にしました。
仕事で住民に電話でオラオラと言われた経験があるからか、わたしは電話が苦手ですが、精神的につらかったし無料だったので、勇気を出してみることにしました。
ということで、わたしは「メンタルヘルスカウンセリング」に電話をかけてみました。
私が話した内容
少し緊張しながら電話をかけてみました。
穏やかな声の女性のかたが、とても優しく受け答えをしてくれました。
まずわたしは疑問に思っていたことを伝えました。
「眠れているし食欲もあるし運動もしているが精神的につらい。これでもうつ病になることはあるのでしょうか」
すると以下のように答えていただきました。
食欲や睡眠はうつ病の判断基準にあるので、それを聞くとうつ病とはならないかもしれないが、『適応障害』というものもある。
適応障害とうつ病の違いは、前者は明らかなストレス因子があり、それを取り除くとよくなるものであり、原因が明確か明確でないかの違いである。
今後の進め方としては、カウンセリングを行うか薬の投与かは医者の診断により決まるから、一度診てもらってもいいと思いますよ。
わたしは適応障害というのは生まれ持ったものと思っており、うつ病と関係があるものとは知りませんでした。
そして明らかなストレス因子を思い浮かべてみました。。。
たくさんのストレス因子となる人が思い浮かびました(苦笑)
電話して変わったこと
私が電話をしたメンタルヘルスカウンセリングでは予約をとる手間もなく、すぐに話しを聞いてくださり、現況を吐き出したり質問をしたりできました。
1人で考えてもどんどんひどくなるだけで何も解決にはなりませんが、知識のある第三者に聞いてもらうことで、解決に向かいそうな気がしました。
何より心が軽くなりました。
メンタルヘルスの窓口
私が電話したのは所属している自治体の共済組合員とその家族が利用できるメンタルヘルスカウンセリングでした。
みなさんの自治体にも産業医がいたり、広報誌で年に1~2回メンタルヘルスカウンセリングの連絡先が書いてありますし、組合に問い合わせてみると連絡先を教えてくれます。
他にも公的な機関でSNS相談もできるところがあるので、下記にリンクを貼っておきます。
- 厚生労働省 まもろうよ心
- 厚生労働省 働く人のこころの耳電話相談
- NPO東京メンタルヘルス・スクエア こころのホットライン
おわりに
繰り返しになりますが、もしメンタルが弱くなってつらいとき「誰かに相談したいけど相談できる人がいない」のであれば、電話やSNSでカウンセリングしてもらうと心が軽くなります。
自分の身は自分で守るしかありません。しかし一人で抱えこんでしまうと、どこかで限界がきます。
まわりの人に相談できない方は、気軽にメンタルヘルスカウンセリングに電話しましょう。
この記事があなたのお役に立てることを祈っています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。