不安解決！女性が地方公務員の土木職で活躍できる理由を徹底解説

内閣府の男女共同参画局のデータによると、地方公務員採用者に占める女性割合の推移について、都道府県の採用者(全体)では女性割合はこの15年間でおよそ1.3倍と増加傾向となっています。

そのうち土木職に就く女性も増えています。

今から地方公務員の土木職を目指している女性の方で「どんな仕事内容なのか」「女性でもやっていけるのか」と不安に思っている方は、この記事を読むと安心できますので、最後までお読みください。

女性でも十分やっていける

結論から申し上げますと、ほぼ全ての仕事は男女関係なくできます。

「ほぼ」としたのは、力仕事もあるからです。

しかしこれらの作業を全て外注している自治体もありますし「それくらいなら運べる」と力に自信がある方は、全く問題なくやっていけます。

産休・育休期間

産休や育休はどれくらいの期間、取得することができるのか、またその期間中の給与はどうなるのか気になる方もいると思います。

公務員は国が進める政策をいち早く反映させて、民間企業のお手本にならないといけないので、産休・育休などの福利厚生は、民間と比べると安定的といえます。

産休・育休の期間は各自治体の条例などにより違いはありますが、ほとんどの自治体が次のようになっています。

また給与について、出産休暇中はいつもと同じ日額が支払われます。

育児休暇中は「育児休業手当」という形で、180日まで標準報酬日額の67％が、また180日から１年までの間は標準報酬日額の50％が支払われます。

そして２年目以降はゼロになります！

給与がゼロになるこのタイミングで仕事復帰する人もいますが、ほとんどの人は子供が２歳か３歳になるまで休暇をとっているようです。

子供が３歳になるまでの間であれば休暇期間を自由に選ぶことができるので、家庭の環境からおじいちゃん・おばあちゃんに子供を預けられない方も安心ですね♪

人間関係

職場の人間関係も気になることの１つではないでしょうか。

地方公務員の土木職となると、職員のほとんどが男性です。

ですが土木職の地方公務員を目指している方は、高校・高専・大学など男性の多いところで過ごしてきたので、男性の多い場所には慣れていることでしょう。

自治体でも学生のころと同じような環境ですので「男性が多い職場はムリ」という方でなければ普通に過ごせます。

各課には工事を担当する係とは別に管理係というものがあり、管理係は事務職で採用された人で構成されます。
そこには女性がいることが多いです。

また地方公務員の中でも市区町村の異動は基本的に同じ建物の中で行われます。

さらに土木職となると、同じフロアの中での異動となることが多くなります。

苦手な人ができるとずっ～と顔を合わせないといけない…

転職して地方公務員になった人は「人間関係が狭すぎる」と言います。

男女関係なく地方公務員の人間関係は難しいものがあります。

男性も女性も関係なく出世する

「出世して自分の考えを町の発展に活かしたい」と考える方もいると思います。
男社会というイメージが強い土木の世界でも女性が出世することができるのでしょうか。

内閣府の男女共同参画局のデータでは、地方公務員の課長職以上に占める女性の割合の推移について、市区町村では女性の割合がこの16年間でおよそ２倍に増加しています。

この中でも土木職となると昔は女性の採用自体がない自治体が多かったので、女性で課長級になる人はまだ少ないでしょう。

今から10年後には女性でも課長級になる年齢の方が増えてくるので、出世していく人も増えていくと思います。

公務員は現段階では年功序列で出世していくので、男女関係なく年を重ねれば役職は上がっていきます。

公務員になっても勉強は必要

公務員になって資格の勉強をするという人はいます。

土木職の資格は「一級土木施工管理技士」があります。

国や県といった規模の大きい自治体では取得している人が多く、市や町では少ない印象です。

一級土木施工管理技士を取得したからといって、待遇や給料がよくなるということはありませんが、職場でも認められやすくなったり、業者と対等に会話することができるようになったり‥

何より土木の知識が広く得られるので非常におススメです。

私の別の記事では「地方公務員が一級土木施工管理技士に合格する方法」を書いていますので、どんなものか感じてみてください。

地方公務員は少しモテる

わたしのまわりの話であり個人的な感想になりますが、女性の地方公務員はモテると思います。

理由は、男女関係なく公務員と聞くと堅実で真面目という印象を持たれます。

また、公務員は安定した収入が得られることから、二馬力で働くと金銭面では将来安泰な家庭がきずけると考える男性は多いです。

地方公務員は転勤がないため、引越しや単身赴任をする心配がないのもパートナー選びとしては利点。

難点としては出会いが少ないこと。

仕事で関わる住民や業者と仲良くなり結婚したという話は、聞いたことはありません。そのぶん職場内結婚はよくあります。

職場恋愛・結婚について

先ほども書いたとおり地方公務員は（中でも市区町村になると）人間関係が非常に狭いです。

職場内恋愛はすぐに広まるので嫌がる人もいます。

また職場内結婚をすると同じ課になることはなく、たとえ同じ課の人と結婚をしたとしても、その次の年度には別々の課に異動しています。

おすすめの公務員通信講座ランキング

公務員になるためには受験をしなければいけません。

受験といえば独学か予備校や通信講座を受講することになります。

私は、通信講座の受講をおススメしています。

なぜなら、独学だと受験までのスケジュールを自分でたてないといけないし、予備校は通学しなければならず、忙しい方には時間がモッタイナイからです。

私の別の記事では、おススメの通信講座10社をランキング形式で紹介しています。

ここまで読んでいただき、「公務員になってみようかな」と思った方は、ぜひ下記の記事を参考に通信講座に申込か無料の資料請求をしてみてください。

下記の記事があなたのお役に立つことを願っております。

まとめ

以上のことから、地方公務員は女性にとって働きやすい職場です。

地方公務員には災害時の対応など厳しい仕事が他にもありますが、厳しい面があるのは土木業者や土木コンサルも同じことでしょう。

ですので新規採用や転職で地方公務員を目指しているという女性の方は、安心して受験してください。

また、既に公務員になっており、自信を失っているという方は、私の別の記事で簡単にデキる職員になれる方法を書いています。

5分程度で読めるので、参考にしてください。

この記事があなたのお役にたてると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。