いくら部下といってもムカつく人っていますよね?
やる気がなかったり、何度言っても同じミスをしたり。
その部下と何年も一緒に仕事をしないといけないし、しかも自分が上司だから育てないといけない…
ではどうやって育てていけばいいのか。
あなたが関わってきた上司の中に、お手本になるような人はいましたか。
すぐ怒るし、言うことがコロコロ変わるし、マウントをとってくる上司ばかりだった
私もずっとそうでした。
そんな上司と接してきたからこそ、自分はそんな上司にはなりたくないですよね。
この記事では、3年連続ビジネス書売上ランキング1位である『人は話し方が9割』の著者、永松茂久さんが書いた『リーダーは話し方が9割』を参考に、私が実際に試してみてよかったものをご紹介します。
この記事を読むと、明日から部下と上手に接することができ、良好な関係を築くことができますので、最後までご覧ください。
部下をやる気にさせる話し方
何度同じことを言ったら分かるんだよ
部下に対して、このように思うことは多いのではないでしょうか。
なぜこうなるのかというと、「伝えた」と「伝わった」が食い違っているからです。
- 言いたいことだけを伝える
- 部下の話を聞かない
- 伝えた内容を部下に言わせる
- 他の人に伝えてもらう
この2つを意識するだけで、今まで同じミスを繰り返してきた部下が変わっていきます。
次から「部下が理解する話し方」について深堀りしてきます。
伝えた内容を部下に言わせる
相手にはそれぞれの理解度があります。
少し伝えてできる人もいれば、少し伝えてそれを理解するのにも時間がかかる人もいる。
なので、今部下に伝えたことを、その場で部下にいってもらいましょう。
「いま伝えたことに対して、どう理解したか言ってみてくれないかな」と圧迫感を与えずに伝えます
そうすることで相手の理解度が分かり、伝わったかを確認することができます。
他の人に伝えてもらう
人が一番学べるのは、誰かに教える立場になったときです。
ですのであなたの部下に、ほかの誰かに教える役割を与えてみましょう。
「その部下が教えるような人がいない」というときでも、
「いま伝えたことをあの人(別の上司など)に話してみて」とさらに上の上司や同僚に伝えさせたり、
小さなチームを作り教える側に立ってもらうと、いろんなことを吸収できるのでミスが少なくなっていくことでしょう、
部下に注意するときの話し方
なんでこんなことをしたんだ!
頭ごなしに部下に怒ると、部下は心の扉を閉じてしまいます。
こうなると一見聞いているフリや反省しているフリはするけれど、言葉はまったく入っていません。
ゴールを伝える
何かミスをしたときや上司から名前を呼ばれたときに「怒られるのかも」と部下に思わせてしまうと、最初から部下は身構えてしまいます。
- この事業をうまく進めるためなんだけど...
- 君が抱えている仕事を軽くしたいんだけど...
このようにゴールを部下に示すことで、どういう話を今からさせるのかが分かり、部下は安心感を持って聞いてくれます。
自己重要感をもたせる
部下と話すときのポイントは、いかに自己重要感を傷つけずに大切なことを伝えるかです。
自己重要感とは自己肯定感とは違い、その違いについて『リーダーは話し方が9割』の中で次のように書かれています。
つまりは、自己肯定感は安心感、自己重要感は特別感です。
自己重要感を満たせる言葉で、本書に載っており、私が実践しているものが以下のようなものです。
- うん、いいね(肯定する)
- よくがんばったね(労力をねぎらう)
- 居てくれてよかったよ
- 大丈夫だよ
- 違う方法もあるんじゃないかな、一緒に考えてみようか
部下に重要感を持たせるための言葉を3つ程度でも持っておくと、普段から出てきやすくなってくるので、試してみてください。
嫌われないようにする
人と接するうえで当たり前のようなことですが、部下に対してはできていないのではないでしょうか。
やる気がない、何回言ってもミスをするような部下であったとしても、よけいな一言を言って関係性を壊さないようにしなければいけません。
あなたが上司から言われて嫌だったことはなんでしょうか。
あなたも今まで上司からされてきて嫌だったことは、部下にはしないようにしましょう。
まとめ
部下に育ってもらうために必要なことは、
- 内容を理解したか確認する
- 安心感と重要感を与え続ける
- 嫌われない
ぜひ、意識してみてください。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事があなたのお役にたてると幸いです。