公務員におすすめ!ファイナンシャルプランナー資格を目指す5つのメリット

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公務員は資格を取得したり自己研鑽したり仕事で成果をだしても、給料アップにつながりませんよね。

そのため、勉強しようとは思わない人が多いと思います。

そんな中でも、仕事に役立ち、自分の生活にも大いに役立つ資格があります。

それがファイナンシャルプランナーです。

この記事ではファイナンシャルプランナー(以下、FP)を受験することのメリットとデメリットをご紹介します。

ぜひ最後まで読んで、行動してみてください。

FP試験とは

FPってどんなことを勉強するの?

FP試験は大きく分けて次の6つの分野があります。

  • ライフプランニングと資金計画(教育・住宅・老後資金、社会保険や年金)
  • リスク管理(主に保険)
  • 金融資産運用(債券・株式・投資信託など)
  • タックスプランニング(税金)
  • 不動産(売買や税金など)
  • 相続・事業承継(個人財産の贈与・相続)

受験人数・合格率

2023年9月に行われたFP級2・3級の受験者数を学科試験でみてみると、「日本FP協会」で66,588人、「きんざい(金融財政事情研究会)」で61,373人、合わせると約12万8千人です。

そんなに多いの⁉

なぜこんなに多いのかというと、コロナによる在宅生活もあったり、老後2,000万円問題や2024年から始まった新NISAなど、お金に興味を持つ人が増えたりしたため、人気が高まっているようです。

ファイナンシャルプランナー資格試験は、「日本FP協会」と「きんざい(金融財政事情研究会)」の2つの団体が実施しています。

ファイナンシャルプランナー資格は、どちらの団体をとおして受検をしても取得することができます。

どっちを選べばいいの?

「日本FP協会」と「きんざい(金融財政事情研究会)」とでは、実技試験の内容が違います。

それぞれの合格率は次のようになっています。

【FP協会】学科合格率実技合格率
2023年9月74.78%77.67%
2023年5月88.25%86.83%
2023年1月85.25%88.34%
2022年9月80.78%84.44%
2022年5月83.37%90.33%
2022年1月87.01%90.75%
アガルートアカデミーのサイトより抜粋
【きんざい】学科合格率実技合格率
2023年9月37.19%57.87%
2023年5月54.13%59.80%
2023年1月56.00%50.95%
2022年9月43.41%49.46%
2022年5月49.03%52.22%
2022年1月62.52%45.98%
アガルートアカデミーのサイトより抜粋

受験者数は同じくらいなのに、合格率はFP協会が8割程度きんざいは5割程度と差があります。

その理由は、きんざいは会社や学校などの団体の申し込みが多く、無理やり受験している方が少なくなく、

学習意欲が低い受験生・準備不足の受験生が相当数混じっているため、学科試験の合格率が低くなっていることが考えられます。

FP3級はFP協会・きんざいのどちらで合格しても「3級FP技能検定 合格」となり、合格の価値に差はありません。

ただ、FP協会の実技試験のほうが解きやすく易しい問題が出題される可能性が高いため、こだわりがなければFP協会で受験すればいいと思います。

受験資格

FP3級は誰でも受験可能です。

FP2級は次のような資格が必要です。

  • AFP認定研修の受講修了者
  • FP3級合格者
  • FP実務経験2年以上

AFP認定研修ってなに?

AFP認定研修とは、通信講座などの「一般課程」のこと。

日本FP協会によると対象となる通信講座は下記のようなもので、これらのうちどれかを修了するとFP3級を飛ばしてFP2級から受験できます。

気になる方はまずは資料請求してみてください。

有名でおススメの4社
\今ならパパ・ママ応援割引価格で10,400円/
\4,950円なのでテキストと問題集を買うのとほぼ同じ/
\受講するだけでFP2級試験資格が得られる!/
\短時間での効率学習をしたい方にオススメ/

また、FP実務経験を2年以上もっていると、FP3級を飛ばしてFP2級から受験できます

公務員の業務が実務経験に当てはまるかは、直接協会に問い合わせる必要があります。

しかし公務員の場合、全く関りがない分野もあると思いますし、勉強やFPの基礎知識を学ぶためにもFP3級から勉強するほうがいいでしょう。

お金や時間がかかるからFP2級から受験したいという方は、普段の仕事が実務経験に当てはまるか問い合わせてみてください。

受験対策

FP3級に合格するためにはどれくらい時間がかかるんだろう?

FP3・2級試験は年に3回(1・5・9月)実施されます。

チャンスが多いですね。

私の別の記事では『ファイナンシャルプランナー3級に余裕で合格する方法』として実体験を元に書いてます。

ぜひ読んでみてください。

FPを受験するメリット5選

FPを取得するとどんないいことがあるんだろ?

ここからはFPを受験するメリットとデメリットをご紹介します。

メリット5選
  • 人生で使えるお金の基礎知識が学べる
  • 公務員はどれかの分野に詳しいはずなので試験対策がラク
  • ニュースが分かる・興味を持てる
  • 生活に張りがでる
  • 試験後の達成感が味わえる
デメリット5選
  • 資格をとらなくてもFPを名乗れる
  • 給与アップしない
  • 転職に役立たない
  • 独占業務がない
  • 生活に役立たない知識もある

なんとFPは資格がなくても名乗れるんです!

それはFPは職業名(肩書)であり、FPとして働いていると「私はFPです」ということができるという話です。

つまり、FPとして働くためにFP資格は必要ないということ。

その理由として、デメリットの1つである「独占業務がない」ことが挙げられます。

FP資格を取得しても、個別具体的な投資の助言や他人の税務書類の作成、保険の募集・勧誘は違反です。

例えば「この商品は今後値が上がるから、今投資しておいた方がいい!」などと投資商品を具体的に勧めることは、金融商品取引法違反になります。

じゃあFPは何ができるんだよ!

FPにできることは、一般的な税法・制度・金融商品の説明や保険の見直しの相談にのることなどです。

転職に役立たない理由もそこに原因があります。

公務員がFP資格を取得するメリットのまとめ

LIFE PLAN

FPは勉強していて、とても楽しい資格です。

それは、保険の種類を学び、保険の見直しをしたり、投資の種類や対策方法を学び、NISAやiDeCoで実際に購入してみたりなど、学んだことが実際の生活に直結するからです。

デメリットとして『生活に役立たない知識もある』ことを挙げましたが、都市計画や土木部門に携わることがない人、例えば保健士や保育士は、『開発許可は1,000m2以上から都道府県の許可が必要』であることを覚えても、生活はもちろん仕事の役に立たないでしょう。

でも資格試験はそんなもので、広い範囲をカバーする知識を身につけるもの。

必要のない知識もあると思いますが、お金の一般教養としてこれを機会に触れてみるのもいいかと思います。

もしご不明な点があり私に聞きたいことがあれば下記よりお問い合わせください。

この記事があなたのお役にたてると幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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