「公務員と民間、どちらが自分に合うのだろう…?」
そんな迷いを抱えていませんか。
大学や専門学校で土木を学んでいる人にとっては「最初のキャリア選択」として、迷うところですよね。
ゼネコンや建設コンサルで働いている20〜30代の技術者にとっては「将来の安心」を左右する大切な選択です。
この記事では、
- 土木公務員が『勝ち組』と呼ばれる理由と、その実態の両面
- 民間(土木業界・ゼネコン・コンサル)とのリアルな比較
- 実際にどんな人が向いていて、どんなキャリアを歩めるのか
を、就活・転職で迷うあなたの立場に寄り添って解説します。
「安定を取るか、挑戦を取るか」ではなく、
あなたが望むライフスタイルとキャリアに合う選択肢はどちらなのか?
この記事を読むことで、その答えが見つかるはずです。

はごもち
- 元役所勤務
- 某県庁へ転職
- 20年近く公務員として働き退職
- 現在はwebライターやブロガーとして活動
- 公務員を続ける人・辞めたい人・なりたい人を応援!
土木公務員が「勝ち組」と言われる理由

土木公務員は「安定していて働きやすい」とよく言われます。
ここでは、なぜ『勝ち組』と言われているのか、その理由を分かりやすく紹介します。
安定した雇用と収入
景気の影響を受けにくいのは大きな魅力です。
特にインフラ整備や防災関連の仕事は需要が途切れにくく、安心して働き続けられます。
給与は年功序列でゆるやかに上がっていくため、大きく跳ねることはありませんが、リストラの心配がほとんどない点が安心材料です。
出世や昇進のチャンスが多い
土木職は採用人数が少なく、同世代のライバルが少ないため、役職につくチャンスが比較的多いと言われています。
人材不足もあり、若いうちから責任ある仕事を任されることも珍しくありません。
努力次第で早い段階からキャリアアップを狙える環境です。
福利厚生や休日が充実
公務員は休暇や手当が法律で守られており、安心して働ける仕組みが整っています。
- 有給休暇を取りやすい
- 住宅手当や扶養手当が支給される
- 産休や育休などの制度がしっかりしている
民間に比べて長期的に働きやすい環境があり、ライフイベントとの両立もしやすいのが特徴です。
社会的信用と社会貢献度の高さ
「公務員」という肩書きは社会的信用が高く、住宅ローンなど生活面でも有利に働きます。
さらに、道路や橋、上下水道といった生活に欠かせないインフラを守る役割を担うため、地域の暮らしに直接貢献できるやりがいもあります。
安定と誇りの両方を得られる仕事です。
大規模な公共事業に携われるやりがい
都市の再開発や大規模な防災工事など、民間では経験できないプロジェクトに関われるのは土木公務員ならではです。
完成した道路や橋が何十年も使われ続けるのを目にすると、自分の仕事が形に残る喜びを強く感じられます。
社会に役立っている実感を得やすい点も魅力です。
民間企業(土木業界・ゼネコン・コンサル)との比較
土木公務員と民間企業の違いを整理すると、以下のようになります。
項目 | 土木公務員 | 民間企業(土木業界) |
---|---|---|
雇用の安定性 | 高い(リストラなし) | 業績次第で変動あり |
給与水準 | 年功序列で安定 | 成果次第で高収入も可能 |
労働時間 | 比較的安定 | 長時間労働が多い傾向 |
転勤の有無 | 基本的に少ない | 全国転勤が多い場合も |
収入を重視するなら民間、有給や生活の安定を重視するなら公務員といった選び方ができます。
異動は有るけど転勤は無い
自治体や国の機関によっては、数年ごとに異動があります。
道路、河川、公園、防災など幅広い分野を経験できるため、スキルを多角的に伸ばせるのがメリットです。
一方で、地域に根差して働けるので生活基盤を大きく変える必要はありません。
安定しながらキャリアの幅を広げられる点が魅力です。
「勝ち組」とは言えない?土木公務員の厳しい現実

土木公務員は安定した職業として人気がありますが、実際に働くと「思った以上に大変だ」と感じることもあります。
ここでは、就職・転職前に知っておきたい厳しい側面をまとめました。
災害対応など緊急時の激務
台風や地震、大雨などの災害時には、真っ先に現場に呼ばれます。
被害の調査や復旧作業は昼夜を問わず続くこともあり、体力的にも精神的にもきつい場面が少なくありません。
2024年1月1日能登半島地震について、朝日新聞では『過労死ライン(1カ月あたり100時間以上、または2~6カ月の平均が80時間以上)を超えた人は、およそ半数にのぼった。』とあります。
普段は安定した働き方ができても、いざという時には踏ん張りが必要です。
住民対応やクレーム対応のストレス
住民からの相談や要望に応えるのも大事な仕事です。
よくある例
- 「道路に穴があるからすぐ直してほしい」
- 「工事の音がうるさい」
- 「自宅前の水はけを改善してほしい」
ときには無理なお願いや厳しい言葉を受けることもあります。技術だけでなく、人とのやり取りに気を配る力が求められる職場です。
努力が給与に反映しにくい(年功序列的評価)
公務員は年功序列で給与が上がっていく仕組みなので、どれだけ成果を出してもすぐに給料に反映されるわけではありません。
項目 | 土木公務員 | 民間土木企業 |
---|---|---|
昇給スピード | 年次ごとに少しずつ | 実力次第で大幅昇給も |
成果の反映 | 限定的 | プロジェクト次第で変動 |
安定性 | 非常に高い | 会社業績に左右される |
「コツコツ型の人に向いている一方で、成果主義を好む人には物足りない」そんな仕組みです。
残業や慣習的な風土の影響
「公務員=定時退社」というイメージを持つ人もいますが、土木職はそうはいきません。
- 災害対応や工期直前は残業が増える
- 組織文化として“前例重視”が残ることがある
- DX(デジタル化)が進んでも実際の運用が追いつかない場合もある
定時退社のために公務員になりたい人にとっては、「思っていたのと違う!」と感じるでしょう。
女性技術職ならではの課題
女性の採用も増えてきましたが、まだ環境が十分整っていないところもあります。
- 現場に女性用のトイレや更衣室がないことがある
- 長時間の現場勤務は体力的にきつい
- 出産や育児と仕事の両立は、部署の理解度に左右されやすい
こうした課題は改善に向かっているものの、まだ完全に解消されているとは言えません。

土木公務員に向いている人の特徴

土木公務員は誰にでも合う仕事ではありません。
安定して働ける点に魅力を感じる人もいれば、物足りなさを感じる人もいます。
ここでは、とくに向いている人のタイプをわかりやすく紹介します。
安定志向で地域に根差して働きたい人
道路や橋、公園など、地域のインフラを支えるのが土木公務員の大きな役割です。
全国転勤はほとんどなく、地元に腰を据えて長く働けるので、「地元に貢献しながら暮らしたい」と考える人にはぴったりです。
ワークライフバランスを大切にしたい人
民間に比べると労働時間が落ち着いていて、休暇制度もしっかりしています。
- 有給休暇が取りやすい
- 育児や介護休業の制度が整っている
- 家庭と両立しやすい環境
仕事とプライベートの両方を大切にしたい人に向いています。
年功序列の仕組みに納得できる人
公務員は成果よりも勤続年数で少しずつ給与が上がっていきます。
項目 | 土木公務員 | 民間土木企業 |
---|---|---|
昇給 | 勤続年数に応じて少しずつ | 成果次第で一気に上がることも |
評価 | 年功序列 | 実力主義 |
安定性 | 高い | 業績に左右される |
「すぐに大きな収入アップはなくても、コツコツ経験を積んでいきたい」という人に合った仕組みです。
社会に役立つ実感を持って働きたい人
道路や上下水道、河川整備など、生活に欠かせない仕事を担うので、自分の仕事が地域の暮らしに直結します。
「人の役に立っている」と感じながら働きたい人にとって、大きなやりがいがあります。
数字に追われず、落ち着いて働きたい人
民間企業のように売上や利益を追いかける必要はなく、与えられた予算の中で仕事を進めていきます。
営業ノルマがないため、数字に追われるよりも一つひとつの仕事に腰を据えて取り組みたい人に合っています。
土木公務員な何をする?

土木公務員といっても、国で働く人と地方自治体で働く人では担当する仕事が違います。
まずは基本的な働き方を見ていきましょう。
国家公務員(土木職)の仕事内容と配属先
国家公務員の土木職は、国土交通省や地方整備局などで働くことが多いです。
手がけるのは高速道路やダムの整備、大規模な河川改修など、スケールの大きいプロジェクトが中心です。
- 高速道路やダムの建設・維持管理
- 河川の治水事業や改修工事
- 全国規模の防災・減災計画
「社会全体を支える大きな仕事に携わりたい」という人に向いています。
地方公務員(土木職)の仕事内容と配属先
地方公務員は、市役所や県庁で地域に密着した仕事を担います。
住民の生活に直結する分野が多く、まさに地元のライフラインを支える存在です。
- 道路や上下水道、公園などの維持管理
- 都市計画や区画整理事業
- 災害時の応急対応や復旧活動
「地元の暮らしを守る仕事がしたい」という人に選ばれやすい職種です。
土木業界全体の中での公務員の特徴
土木系の就職先には、公務員のほかにもゼネコンや建設コンサルタントなどがあります。
それぞれの違いを整理すると次のようになります。
就職先 | 特徴 | 働き方の傾向 |
---|---|---|
公務員 | 雇用が安定していて社会的信用が高い | 長く腰を据えて働きやすい |
ゼネコン | 給与水準が高めで規模の大きい工事が多い | 転勤や長時間労働が多い |
建設コンサル | 調査や設計など専門性を発揮できる | 受注状況によって忙しさが変わる |
土木公務員は「安定して働けること」「地域や社会に役立つこと」が大きなポイントです。
民間に比べて派手さは少ないものの、落ち着いた働き方を望む人には向いている道といえます。
土木公務員になるには

土木公務員を目指すには、試験や資格といったいくつかのステップがあります。
ここでは就職や転職の際に知っておきたい基本の流れをまとめます。
採用試験の流れと倍率
土木公務員になるためには、国家公務員か地方公務員の採用試験を受ける必要があります。
流れは大きく分けて次のとおりです。
- 受験申込(自治体や人事院の案内に従う)
- 筆記試験(専門試験・教養試験など)
- 面接・人物試験
- 内定・採用
事務職と比べると受験者が少ないため、倍率はやや低め。
土木学科などの知識を持っていれば有利に進められます。
必要な資格・学部(例:土木学科卒など)
必ずしも特定の資格がないと受験できないわけではありません。
ただし、土木系の学部・学科を卒業している必要があります。
- 土木工学科、建設工学科などを卒業
- 資格は必須ではないが、技術士補や測量士補などがあれば評価されやすい
就職・転職ルートの種類(新卒/中途採用)
土木公務員への道は、新卒だけでなく社会人からの転職も可能です。
区分 | 主な対象者 | 特徴 |
---|---|---|
新卒採用 | 大学・専門学校卒業予定者 | 毎年一定の採用枠あり |
中途採用 | 社会人経験者 | 民間経験を活かせる場合も多い |
ゼネコンや建設コンサルから転職する人も増えており、「働き方を見直したい」という理由で挑戦するケースが目立ちます。
女性や未経験からの挑戦
最近は女性技術職の採用も増えていて、現場環境の整備も少しずつ進んでいます。
また、建設業界での実務経験がなくても、土木学科出身であれば受験資格を得られるケースが多いです。
土木公務員の将来性と今後の展望

「公務員の仕事はなくなるのでは?」と心配する声を耳にすることがありませんか?
ですが、土木公務員に関してはむしろ今後の需要が高まると考えられています。
ここでは将来性を確認してみましょう。
定員割れと人材不足の現状
多くの自治体で、土木職の採用試験は応募者が少なく「定員割れ」するケースも出ています。
その背景には、次の3つの要因があります。
- 土木業界自体の人気低下
- 「きつい」「泥臭い」というイメージ
- 少子化による理系学生の減少
インフラ老朽化・防災需要の高まり
日本のインフラは高度経済成長期に整備されたものが多く、老朽化が一気に進んでいます。
加えて台風や豪雨など自然災害も増えており、防災・減災対策は欠かせません。
- 橋梁やトンネルの補修
- 河川の堤防強化
- 下水道や道路の更新
- 災害復旧工事
こうした需要は今後も続くため、土木公務員の役割はますます重要になります。
「なくなる職業」ではなく、むしろ狙い目?
AIや自動化の普及で一部の職種は減ると言われますが、土木公務員は地域密着の現場対応が不可欠です。
災害時の判断や住民とのやり取りは機械には代替できず、「なくなるどころか必要性が増す職種」と言えます。
将来の仕事の方向性 | 公務員土木職の関わり方 |
---|---|
老朽化インフラの維持管理 | 点検・補修・計画立案 |
災害対応 | 緊急時の現場判断・復旧指揮 |
都市再開発 | 計画立案・地域調整 |
環境配慮型インフラ | 新技術の導入・設計 |
社会全体のニーズを考えると、土木公務員は“将来性のある安定職”としてこれからも重要な位置を占めていくでしょう。
おススメ公務員予備校


やっぱり公務員になりたい!
そう思った方には、通信講座が受けられる公務員予備校をおススメします。
なぜなら、独学よりも合格に一直線で歩くことができ、大学や仕事で忙しい方には隙間時間で受講できる通信講座がピッタリだからです。
僕の他の記事では、有名で合格実績のある10校をランキング形式で紹介しています。


この記事でもTOP3校をご紹介するので、自分に合う予備校を選んでください。
アガルートアカデミー




特徴
- 月1回の学習サポートや無制限で模擬面接をしてもらえる
- 面接カードの添削も無制限
- オンライン講座でも通学と同じように個別のニーズに応じたサポートを受けられる
おすすめポイント
- 公務員試験に合格した際には、受講料が全額返金される
- 内定まで勉強を続けるためのモチベーションアップが続きやすい
合格実績
2023年度:210名
受講料金
コース名 | 料金(税込) | |
---|---|---|
2024年合格目標 | 教養対策型カリキュラム(大卒) | 130,240円 期間限定20%OFF |
国家総合職(教養区分)対策カリキュラム | 103,840円 期間限定20%OFF | |
高卒区分カリキュラム(国家一般職+専門職・地方初級) | 103,840円 期間限定20%OFF | |
2025年合格目標 | 国家総合職法律区分・教養区分対策カリキュラム | 国家総合職(法律区分)対策カリキュラム(大卒):327,800円 国家総合職(教養・法律区分併願)対策カリキュラム(大卒):382,800円 |
教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム(フル・ライト) | 教養+専門型ワイド対策カリキュラム/フル(大卒):327,800円 教養+専門型ワイド対策カリキュラム/ライト(大卒):272,800円 教養+専門型スタンダード対策カリキュラム/フル(大卒):294,800円 教養+専門型スタンダード対策カリキュラム/ライト(大卒):239,800円 | |
教養型対策カリキュラム(フル・ライト) | 教養型対策カリキュラム/フル(大卒):184,800円 教養型対策カリキュラム/ライト(大卒):129,800円 | |
2026年合格目標 | 国家総合職法律区分・教養区分対策カリキュラム | 国家総合職(教養・法律区分併願)対策カリキュラム:478,500円 国家総合職(法律区分)対策カリキュラム:409,750円 |
教養+専門型ワイド・スタンダード対策カリキュラム(フル・ライト) | 教養+専門型ワイド対策カリキュラム/フル(大卒):409,750円 教養+専門型ワイド対策カリキュラム/ライト(大卒):341,000円 教養+専門型スタンダード対策カリキュラム/フル(大卒):368,500円 教養+専門型スタンダード対策カリキュラム/ライト(大卒):299,750円 |
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スタディング


特徴
- スマホ学習に特化しており、教材はオンライン教材のみ
- 1テーマ約10分での受講。通勤や通学の時間で手軽に学習を進めることができる
- 公務員講座の相場は30万円のところ、多くの講座が10万円を切る
おすすめポイント
- 面接相談・模擬面接・添削受け放題のみの受講も可能
- 一次試験に合格済みで二次試験対策をしたい方や、面接に不安がある方にはおすすめ
合格実績
ホームページに合格者数の記載はありませんが、合格実績や合格体験談が多数載せられています。
受講料金
コース名 | 料金(税込) |
---|---|
地方上級・国家一般職合格コース[2025年合格目標] | 160,000円 |
【コーチング対応】地方上級・国家一般職合格コース[2025年合格目標] | 260,000円 |
地方上級・市役所 教養合格コース[2025年合格目標] | 80,000円 |
【コーチング対応】地方上級・市役所 教養合格コース[2025年合格目標] | 180,000円 |
市役所・社会人経験者合格コース[2025年合格目標] | 80,000円 |
【コーチング対応】 地方上級・市役所 教養・専門合格担任フルサポートコース[2024年合格目標] | 150,000円 |
【コーチング対応】 社会人経験者合格担任フルサポートコース[2024年合格目標] | 121,000円 |
【コーチング対応】 公務員合格担任フルサポートコース[2024年合格目標] | 110,000円 |
地方上級・市役所 教養・専門合格コース[2024年合格目標] | 105,600円 |
地方上級・市役所 教養合格コース[2024年合格目標] | 52,800円 |
専門3科目速習コース[2024年合格目標] | 70,400円 |
社会人経験者合格コース[2024年合格目標] | 52,800円 |
地方上級・市役所 一般知能速習コース[2024年合格目標] | 38,000円 |
論文/面接速習コース(地方上級・市役所)[2024年合格目標] | 36,000円 |
クレアール


特徴
- オンライン教材だけでなく、テキストや問題集を冊子でも郵送してくれる
- もう1年サポート期間を延長できるプランあり
おすすめポイント
- 過去問題集では、それぞれの問題にQRコードがあり、読み込むとWeb解説講義を視聴できるため、復習が効率的
- 講義の音声をダウンロードできるので、移動中などでも学習可能
合格実績
2023年最終合格実績:313名
2022年最終合格実績:325名
2021年最終合格実績:209名
受講料金
コース名 | 料金(税込) |
---|---|
1年合格 行政系公務員併願総合コース | 300,000円 |
1年合格 地方上級スタンダードコース | 285,000円 |
1年合格 地方上級ベーシックコース | 250,000円 |
1年合格 国家一般職(大卒程度)コース | 260,000円 |
1年合格 国税専門官・財務専門官コース | 260,000円 |
1年合格 裁判所一般職(事務官)コース | 230,000円 |
1年合格 東京都Ⅰ類B(行政・一般方式)コース | 260,000円 |
1年合格 特別区Ⅰ類(事務)コース | 260,000円 |
1年合格 行政系公務員専門科目パックコース | 240,000円 |
1年合格 心理系公務員パーフェクトコース | 350,000円 |
1年合格 心理系公務員スタンダードコース | 320,000円 |
1年合格 家裁調査官・矯正心理コース | 330,000円 |
1年合格 法務教官・保護観察官コース | 300,000円 |
1年合格 福祉系公務員コース | 290,000円 |
1年合格 心理系専門科目スタンダードコース | 290,000円 |
1年合格 法務教官・保護観察官専門科目パックコース | 260,000円 |
1年合格 福祉系公務員専門科目パックコース | 240,000円 |
技術系公務員2年合格コース(土木) | 290,000円 |
技術系公務員2年合格コース(建築) | 290,000円 |
1年合格 技術系専門科目パックコース(土木) | 220,000円 |
1年合格 技術系専門科目パックコース(建築) | 220,000円 |
1年合格 公安系公務員コース | 180,000円 |
行政系公務員2年合格コース | 320,000円 |
心理系公務員2年合格コース | 370,000円 |
速修 社会人経験者スタンダードコース | 170,000円 |
速修 社会人経験者SPI対応型コース | 140,000円 |
速修 社会人経験者特別区型コース | 155,000円 |
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土木公務員以外の選択肢


土木系のキャリアは、公務員だけではありません。
民間にも安定して働ける職場や、スキルを活かしてキャリアアップできる会社が数多くあります。
ここでは代表的な進路を紹介します。
建設コンサルタント
建設コンサルは、公共工事の「設計や調査、計画」を担う専門職です。
役所や国から委託を受けて、工事が始まる前の段階を支えます。
- 測量や地質調査
- 道路や橋の設計図作成
- 環境や防災に配慮した計画立案
専門性を磨きやすく、技術力を活かしたい人に向いています。
ただし、受注状況により忙しさが変動しやすい点は理解しておきたいところです。
インフラ系企業(電力・鉄道・道路管理など)
電力会社や鉄道会社、道路公社といったインフラ系の企業も人気があります。
人々の生活に直結する事業を支えるため、安定感があり、給与水準も比較的高めです。
- 電力:発電所や送電設備の管理
- 鉄道:線路や駅施設の保守
- 道路:高速道路やトンネルの維持管理
ただし、転勤や夜間勤務など不規則な働き方が避けられないケースもあります。
ゼネコンや民間建設会社
ゼネコンは「施工」を担う立場で、建設現場の総合的な指揮を取ります。
- 大規模な建物やインフラの施工管理
- 工期や予算の調整
- 協力会社との連携
給与は高めでやりがいも大きい反面、長時間労働や全国転勤が多いのが現実です。「収入やスケール感を重視したい人」には合いやすい選択肢です。
公務員と民間の比較イメージ
就職先 | 安定性 | 年収の傾向 | 働き方の特徴 |
---|---|---|---|
土木公務員 | 高い(リストラなし) | 年功序列で安定 | 転勤少なめ、休暇制度が整っている |
建設コンサル | 中程度 | 実力次第で変動 | 専門性を活かせるが、繁忙期は忙しい |
インフラ企業 | 高い | 高め | 安定感はあるが、転勤や夜勤の可能性あり |
ゼネコン | 中程度 | 高収入のチャンス大 | 長時間労働や転勤が多い |
このように、土木系のキャリアには「安定をとるなら公務員」「専門性を磨くなら建設コンサル」「高収入やスケールを求めるならゼネコン」など、選び方の幅があります。
自分がどんな働き方をしたいのかを考えるのが大切です。
まとめ:土木公務員は勝ち組なのか?


土木公務員は「安定した雇用」「社会に役立つやりがい」「生活との両立のしやすさ」といった面からいうと、とても魅力的な仕事です。
特に、地域に根差して長く働きたい人や、安心できる職場環境を重視する人にとっては『勝ち組』と呼べる働き方だと思います。
一方で、災害対応の激務や年功序列の給与体系、民間より収入が伸びにくい面もあります。
そのため「安定を重視するのか」「収入やキャリアのスピードを重視するのか」によって向き不向きは変わってきます。
土木系のキャリアは公務員だけでなく、建設コンサルやゼネコン、インフラ企業など幅広い選択肢があります。
進路を考える際は、自分がどんな働き方を望んでいるのかをもう一度よく整理してください。
「もっと具体的にキャリアの選び方を知りたい」「土木系の就職・転職に役立つ情報を集めたい」という方は、あわせてこちらの記事もご覧ください。





