職場で怒ってしまうことありますか?
管理職になると、上司からの必要以上のプレッシャーと部下への気遣いなど、責任が重くなるのと同時に人との関わりが増えていきます。
人との関りが増えると「なんで俺ばかりに言うんだよ」「なんで動いてくれないんだよ」と怒りが起こる機会も増えます。
怒りは、関係のない人に当たってしまったり、うまく発散できずストレスになってしまったり、押さえつけるのにも労力が必要。
私は「怒りという感情なんてなければいいのに」と思いました。
しかし怒りは人間にとって大事なものなんです。
この記事では、そんな私を救ってくれた本『「また怒ってしまった」と悔いてきた僕が無敵になった理由』を参考に、怒りを解消させるための最適解をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
怒りは感じてもいいもの
加藤隆行さんの本『「また怒ってしまった」と悔いてきた僕が無敵になった理由』から、まず「怒りという感情について理解する」ことで、私はついつい怒ってしまっていた自分を変えることができるようになりました。
感情は、いまカラダで感じたネガティブな感覚をアタマが過去のことと結び付けることによって生まれます。
ネガティブな感情をただ押さえつけるだけでは、いつか限界がきてしまい、身体や精神に不調をきたします。
そこで、カラダで感じたことを肯定し認めてあげるのです。
するとネガティブな感情は消えていきます。
じぶんの感情を肯定し認めてあげるということは、自分が自分の仲間になるということです。
すると、危険モード(交感神経が優位な状態。カリカリした状態)から安心モード(副交感神経が優位な状態。リラックスした状態)になり、自分自身と、またはまわりの人とも良好な関係を築いていけるようになるのです。
ほとんどの怒りは、「わたしの本音を分かってほしい」という考えからきています。
そのため、怒りをなくすには、「自分で自分自身を分かってあげること」です。
すべての怒り、恐れ、悲しみに対して「出てきてもいいよ」「感じてもいいよ」と伝えてあげてください。
「わたしは大切にされるべき人間だ」「わたしには価値がある」と自分自身を認めてあげること。
自分自身を認めてあげれていないから、他人から何かを言われたときに、怒りがでてきてしまうのです。
最初にも書きましたが、怒り・悲しみ・恐れといった感情は、過去のことと結びつけて感じているものなので、過去に感じた感情から認めてあげることが大事です。
子供のころからのカラダに刷り込まれた記憶により、「こうあるべき」「こうしなければいけない」と思い込んでしまっているため、大人になった今、他人への怒りとして表れてきます。
その怒りは、昔の自分に対しての怒りということです。
ということは、怒っている相手は、過去に捨てた自分自身の見せたくない部分を見せてくれる相手なのかもしれません。
今でも、「こうあるべき」「こうしなければ」と、自分を守るために、自分に課しているルールはもう必要ないんです。
認めてあげて、そして手放していきましょう。
どうしても許せない相手がいるとき
「怒りについては理解したけど、それでも許せない相手がいる!」という方は、自分が被害者であると思っているときです。
自分が被害者だと思うと、権利と正義を握って手放せなくなります。
その権利と正義は、カラダではなくアタマの領域であり、アタマを使いすぎると、感情がどんどんこじれていってしまい、相手を許せなくなります。
相手を許せないほどの怒りは、次の①~⑤を考えることで解消されていきます。
①気づいていない・知らない。
あなたが怒っていることは、「嫌なことをされた」と思い込んでいるだけで、相手は気づいていないし「そんなことそもそも知らない」という状態なのかも。
相手に直接「嫌だ」と伝えたら、相手もそこで気づき、終わる話かもしれません。
②価値観の違い
こうあるべき、こうしなければいけないという価値観が相手と違うだけかもしれません。
例えば「部下に対して厳しく接してはいけない」と思っているのは自分だけで、相手(上司)は「じぶんも同じように育てられてきたから、それが当たり前だ」と思っているのかもしれません。
自分自身にある「〜するべき」「〜しないといけない」を手放せると相手への怒りが消えるかもしれません。
③ただの嫉妬
あなたが相手に怒りがあるのは、その相手に心のどこかで嫉妬しているのかもしれません。
じぶんは上司に対して上手く接することができないのに、部下は上手く接して評価も高い、そんな部下から少し偉そうに言われたことで、怒りが倍増してしまっているといったことありませんか?
それは相手への嫉妬がひそんでいます。
これは嫉妬だと気づいていくと、だんだんと手放せるかもしれません。
④相手にもそれなりの都合がある
会社では役割があるから、相手の都合というものはありますよね。
例えば、温厚だった課長の上司(市長や部長)が厳しい人に変わると、課長がピリピリしてしまうのは当たり前。
それなのに部下が思うように動いてくれないから、つい大声を張り上げることが多くなってきた。
そんな時は「あなたも立場があって大変ですよね」と、くみ取ってあげると、一気に仲間になれるかも!?
⑤「ひどいことをされた」「わかってほしい」の投げ合い
例えば、自分自身が上司から嫌な言い方をされたから、仕返しにぶっきらぼうな返事をした。
上司からすると、部下がぶっきらぼうな返事をしてきたから「なんだその態度は!」と大声を張り上げる。
この場合、それぞれが被害者だと思ってしまい、お互いに「自分のことを分かってほしいのに、許せない」という状態になります。
このように①~⑤のどれかにはあてはまっているかもしれません。
もし、あてはまっていることに気づけば、許しが始まります。
たとえ相手が謝罪してきたとしても、あなたの怒りは消えないので、自分で怒りを手放すしか方法はありません。
復讐することによって得られるのは、むなしさと罪悪感だけ。
カラダがじぶんを守ろうとする怒りは、認めてもいいのですが、アタマで考えすぎた「権利と正義」は手放してしまったほうが得です。
素晴らしい自分を許可する
繰り返しになりますが、自分自身で「わたしは大切にされるべき人だ」ということを認めてあげることが、怒りをなくす最良の方法です。
なぜならそれによって、相手に何か言われたり嫌な態度をとられても「侮辱された!」「傷つけられた!」などと思うことがなくなっていくからです。
尊厳は自分が自分自身に与えるもの。
他人からどういう態度をされようと、なにを言われようと、あなたは自分自身を認めてあげるのです。
まとめ
アンガーマネージメントという言葉をよく聞くようになりました。
そういった本を何冊か読みましたが、「怒りを感じたら6秒数えること」や「怒りを鎮める呼吸法」など、怒りを無理にコントロールする方法ばかりでした。
しかし『「また怒ってしまった」と悔いてきた僕が無敵になった理由』という本では、怒りを感じている自分を受け入れて、感じることを許可してくれました。
「感じてもいいんだ」と思えるとすごくラクな気持ちになりませんか?
感じて認めてあげて、その先に手放すことができ、だんだんと怒ることが少なくなっていくのです。
自分の感情に素直になり、出てきてもいいと認めましょう。
そうすることで、幸せな人生を送ることができる気がします。
この記事があなたのお役にたてると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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